「連符が苦手」って?_ついでに楽譜作成アプリぞろり紹介

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冒頭ですが追記_20200623
「連符」という言葉の意味。
最近の吹奏楽なヤング達は5連符とか7連符のことでなく、
「連続して素速く動かねばな細かな音符」
の頭文字とオシリ文字をくっつけた略称として使ってるそうです。
つまり指導者達もそう使ってる、ということみたい。
筆者のようなオヂサン世代の殆どは知らない事実かと。
それをついさっき悟ったので、数ヶ月前にこれを書いた自分を少し哀れみました。
というわけで、以下の本文は「楽典に書いてある通り」の連符という言葉についての説明として御理解くださいませ。
(追記以上、以下本文)
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吹奏楽なヤングの会話でよく耳にする
「連符、苦手~っ」
「3度、ムズい~っ」
はて、、なぜ? って考えました。

自動的に仲良くなるよな基礎練習群、組み立てなきゃ、
ってずっと思ってて、ほぼ書き上がってんだけどね、、
ぼちぼち出さねば~っと思ってます。
今回はそれをタノシミに思って貰えるようなモノオモイを書き付けます。

連符と仲良くなるには要素の切り分けから

なぜ苦手なのかな?
 ・「2の倍数分の1」ではない長さを並べるリズム感の不足
 ・周囲によく出てくる音価より速い運指
…この2つが主因でしょう。

リズムの理解は結果だけでなく操作の明瞭なイメージ化から

前者ならば、
それがどんなリズムを成すのか理解し、体験を深めればよい。
大抵の場合、それを目指したリズムの練習なんてしてないでしょ?
練習してなきゃ苦手なのは当たり前
得意になりたければ練習する、つまり学べばいいわけ。

リズムの練習ってね、
流れる時間の中で如何に身体を動かすか、
を見つけること。

求める結果の形、そのイメージを明瞭にし、
それ通りに身体を動かせるようにする。
それがリズムの練習です。

意外と見落とされがちな大切な事。
イメージを明瞭化すべきは、
出来上がりの音の姿だけでなく
それを実現する為の身体操作それが如何なるものか
なのです。

運指スピードアップは意識を無意識に変えることから

後者ならば、
必要な音高遷移(移り変わり)を、
必要な速さでできるように練習すればいいわけ。

つまり、音階/アルペジオの類を、
必要な速さでできるよう工夫と努力をすればいい。

工夫とは、目的への近道を探す、その為に頭を使うこと。
努力とは、ある行動を無意識にできるまで「繰りかえす」こと、つまり練習。

練習とは、意識せねばできないことを
無意識にできるまで、ひたすら繰りかえすこと
です。

練習にあたって大切な事。
どこを目指すか「結果のイメージ」を最初に持つこと
我々にとっては「聴きたい音」ですね。
それが無ければ、
 ・上達の評価
 ・進め方の工夫
できないから。

必要な道筋が見えてきましたね。
もう仲良くなれそうな気がしてきたかしら?。

では先ず、「前者」のイメージづくりに向けて、
連符とはナニカを理解することから始めましょう。

☆ちょいと寄り道して宣伝〜☆
「練習とは?」については↓にて詳しく書きました。
御興味あらばぜひ♪
『フルートWarmUp 一石三鳥!! _ おまけ:初めての音階とアルペジオ_』
 http://bit.ly/KT_FluteWarmUp

運指速度向上に向けての工夫のしかた、をゾロリと並べてみたのが↓
『爆奏!速弾き速吹き名人』
 http://bit.ly/KT_hayabiki-hayabuki

連符ってナニ?

音楽として流れる時間の中で、
ある長さの中に、
「そのある長さをx等分した長さの音符/休符を合計x個並べる」
こと。

x が3ならば「ある長さ」を3等分した3連符となる。
「ある長さ」が4分音符だとして、
その長さを3等分すれば「8分3連符」、
その時、1拍が4分音符ならば、それは「1拍3連」とも言う。→譜例01
 ・前者は「様態としての表記
 ・後者を「リズムの価値としての表記
…と言えるでしょう。

もし、拍節(リズムの基本的なモノサシ)の単位が8分音符ならば、
様態としては8分3連符で先程と変わらないが、
リズムの価値としては「2拍3連」と呼べるでしょう。→譜例02
↓拍子記号が 8/8 になってるのに注目♪
 8分音符が8個で1小節って意味ですね。
 8分音符は小さな目盛で、1小節は大きな目盛、
 そんな仕組みのモノサシってことです。

1拍の単位が4分音符の時、その2拍分、
つまり2分音符の長さを3等分すればそれは、
「4分3連符」で「2拍3連」です。→譜例03

同じ譜割りでも、
1拍の単位が2分音符、つまり2/2拍子だと、
4分3連符なのは変わらないが、
リズムの価値としては「1拍3連」となります。→譜例04

さて「2連符」って有るのでしょうか?
…と訊くってことは、有る、わけですね(^_^;

「ある長さを○等分」する時に、一番簡単なのは「2等分」です。
なぜなら我々は2本の足で歩いてるからです。
ずいぶん簡単に言ってしまいましたが、たぶんそういうことだと思います。
そうしておきましょう。

で、ある拍節に於いて「3拍分」の長さがあるとします。
それを3等分するのは簡単ですね。
打つ拍と同じタイミングで発音するわけ。
さぁ、
その長さを今度は「2等分」しましょう。難しいですよね。

4分音符を1拍として3拍分を2等分するならばそれは、
「4分2連符」で「3拍2連」となります。→譜例05
もともと2の倍数ではない拍数を2等分する時に「2連符」は登場するわけですね。

…ってことは「4連符」も有り得ますね。
4分音符を1拍として3拍分を4等分するならば、
「8分4連符」で「3拍4連」となります。→譜例06

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追記注_20200623
すぐ上の2連は、二分音符を2つ、
4連は、四分音符を4つ、
という書き方こそ、見た目が馴染み深かったりします。
とりあえず手元の楽譜作成ソフト、シベリウスに書かせると譜例のように出てしまうのです。
いずれの書き方も選べるようなバージョンアップをしてくれるよう開発元にはお願いしてみます。
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どんな連符が先ず課題?

たぶん、こんなリズムが課題として直面してる人は殆ど居ないでしょう。
あまりに難しいのを作ってしまったので、読み解くガイドを2段目に。
初見では絶対に無理ですね(^_^;  →譜例07

普通はきっとコレクライを苦手と思ってると想像されます。→譜例08

上の2曲、なにが違うのでしょうか?
 ・譜例07 は、拍節点(メトロノームが鳴る箇所)から始まってない連符ばかり。
 ・譜例08 は、拍節点から始まる連符ばかり、、
  あ、4小節目は複雑にしちゃったけど(^_^;

ある拍節点から次の拍節点の間を x等分する、のは理解しやすい。
拍節点ではない箇所同士の間を x等分するのは難しい。

「苦手~」という人は大抵、譜例08 のレベルで悩んでるのでしょう。
なので、これから先そのつもりで進めますね。

※実は、譜例8にも次元を越える工夫を仕込んでます。
もっとも簡単な連符は、
 ・拍節点から始まり「次の」拍節点で終わる、
です。
 ・次の拍節点は超え、その次の拍節点で終わる、
のは少し難しくなります。その場合、
 ・奇数拍から始まるより偶数拍からの方が難しい、
です。さらに、
 ・連符の頭に前の音からタイで入ると難しくなる
 ・連符の中にタイや休符があると、それもね。
譜例8の中身を観察してみましょう。

まずはこんな手拍子から_実力チェック

メトロノームを鳴らし、それを4分音符として
以下譜例のリズムを手拍子で打ってみましょう。
太鼓の達人な気分でどうぞ♪
テンポは 92 bpm(1分間に92クリック)くらいでよいでしょう。→譜例09

どうでしたか?
後半3段での3連符で、
1拍を3等分できてると自信を持ててますか?
不確かと感じてるなら確かなものにしたいですよね。

連符に自信を持てるように

では、譜例10 を、メトロノームに乗せて歌詞つきで歌いましょう。
さきほど自信を持てなかった人は、これでも3等分できてる自信は持てないはずです。
ここからブラッシュアップしていきます。
以下、リピート記号の間は何度でも繰りかえしましょう。

譜例11 は 8分と16分音符です。
2の倍数での等分だから簡単でしょう。
そこに2文字ずつの歌詞を付けるのも簡単かと。

以下、メトロノームに合わせて足タップを続けるのは効果的です。
が、
時々、足タップ無し、メトロノームと手だけ、にもしましょう。

 「足タップに気持が支配され、周囲への観察が疎かになる」
  ってことが合奏の現場では起こり得ます。
  タップ無しで周囲の音(この場合はメトロノーム)
  に自分を寄せてく練習として重要なことなんです。

譜例12、同じリズムですが歌詞は「3文字の言葉」をミッチリ休みなく乗せます。
さっきと同じ 16分音符の羅列なので、言葉は3文字ずつだとしても、各音の長さを同じく揃えるのは簡単なはずです。
ここで「たまご」の3文字を「同じ長さで並べる」という感覚を覚えます。

譜例13、さっきと同じですが「た」にアクセントをつけます。
音圧を変えても各音の長さに影響を与えないようにしましょう。

譜例14、このリズムでも各音の長さを揃えるのに、少し自信を持てた気がしませんか?
2つ上で「たまご」を同じ長さで並べる体験をした成果かと。
さっきアクセントをつけた「た」を、メトロノームのクリックに合わせればよいだけですね。
自信の実感を持てない方は、ここまでを倍以上の時間かけて繰り返しましょう。

譜例15 & 16、3連符の自信に磨きをかけるつもりで挑戦しましょう。

いつのまにか2拍3連と仲良し♪

譜例17、今度はお寿司屋さんに行きましょう。

譜例18、ネタを1つ増やして、16分音符3拍分にネジこみます。
    3文字の寿司が4種類。

譜例19、同じリズムに、2文字の寿司を6種類。

譜例20、3つ上のに一旦戻ります。

譜例21、同じリズムに、2文字の寿司を並べます。

譜例22、その前半、各「2文字目」の発音をサボって伸ばします。

譜例23、それを、インクの無駄の無いよう書くと、、あ、2拍3連ですね!

2拍3連符/8分音符/1拍3連符/16分音符

「2で割れる系」と「3で割れる系」
の行ったり来たりに習熟しましょう。

これができれば、苦手~と思っていた
「連符のリズム」とはすっかり仲良しです。
あ、3で割れる系についてはね(^_^;

けっこうコンガラカリますよね。
一人でやってると、合ってるかどうか判りにくいですね。
お友達と一緒にやりましょう。

それでも合ってるかどうか判りにくい場合は、
楽譜作成ソフトに入力して鳴らして聴きましょう。

音楽は聴いてナンボ ですからね。
最近は無料で使えるものも増えてて手軽に導入できますね。
それらの紹介を文末に並べますね。

5連符、7連符…

リズム的な問題の解決について今回はこれくらいにしておきましょう。
5連符、7連符についても、ここで紹介した方法を応用して練習法を作れます。
皆さん、是非自分なりに練習創りを工夫してみましょう。

工夫することが貴方の音楽を育ててくれると思いますよ。
と言いつつ、そのうち全貌を書き付けて出版しなきゃ、とも思ってますけどね。

※追伸。
実は、3拍2連、とか、3拍4連、とかをクッキリできるようになると、
1拍3連、2拍3連も、より明確に作れるようになります。
そんなことや、ポリリズム等々も含め、より深い「連符体験」の書籍を創りたいな、と思ってます

運指速度向上の方法

上~の方に書いた、もう1つの原因。
「周囲によく出てくる音価より速い運指」

その解決、実はですね冒頭の
「3度、ムズい~っ」
と密接に関わります。

なので、
次回はその解決策を考えてみますね、、きっと。

待ちきれない方は↓を覗いてみてくださいませ。
きっとヒントがありますよ。

🎼 あれ?簡単に3度と仲良くなれた\(^O^)/って練習を乗せてます
『孫の代まで使える音階練習本』
 http://bit.ly/KT_magomade

🎼 とにかく運指スピードアップしたい人は…
『爆奏!速弾き速吹き名人』
 http://bit.ly/KT_hayabiki-hayabuki

☆後日追記☆
「3度の練習の克服法」↓に書きました♪

無料で使える楽譜作成ソフト/アプリ

本稿の主眼はコレでは無いので単純にリンクを貼りますね。
今回の譜例を入力して聞ける程度、最低限の機能のものも含めます。
ドレがオススメってわけではありません。
それぞれ開いて試してみるとよいでしょう。

ただしスマホアプリの場合
「結局は課金される、詐欺じゃん?」とか、
評判の悪すぎるものは避けておきました。

シベリウスの無料版
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DORICO SE ドリコ無償版

Notion ノーションのデモ版
     (無期限。保存・印刷はできず)

・ちなみに Notion の iOs 版(有料)

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 そっちのほうが楽珍かも。

Flat フラット
 楽譜作成のオンラインサービス。
 友人と作業共有できるのがユニーク。

・ちなみに Flat の iOs版
  (評判はまだよくないが…)

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、、きっとアンドロイド用のも色々出てると思いますが、
 すみません、力尽きました。そのうち探してみますね。

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☆後日追記☆
この件、深めました。マニアックに無名なのも含めて楽譜作成ソフトを網羅しました↓

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