イイとも良くないとも言えます。
AとかBbの1音だけ合わせて、それでオッケーと思っていいのかな?
その1音では合ってたのに他の音は滅茶苦茶ってよくありますよね。
あ、木管楽器での話。
「これくらいの吹き心地でこの音が合ってるなら、あとは軒並み大丈夫。調整できる範疇だろうし」
と思える人や楽器の状況なら1音で充分でしょう。
ですがリード楽器だと、リードの個性や使ってるうちでの変化により音程バランスは変化します。
気温・管内気温・管体温度によっても全体のピッチと音程バランスは変わります。
上記のように「大丈夫!」と信じきれない日は、1音だけでは不安なものです。
短い辺り(音孔を殆ど塞いでない辺り)と、
長い辺り(音孔の殆どを塞いだ辺り)
の両方、
そして、
低音域・中音域・高音域
の全てで確かめられると安心感は高まりますね。
楽器と付属品類の個性などで、上ずりやすい・ぶら下がりやすい「幾つかの音」は有るものです。
それらを、噛み過ぎるでなく緩め過ぎるでなく、演奏中に無理なく調整できる範疇にあるのが大切ですね。
とはいえ、チューニングのアテとなる基準音高は1つだけ与えられるのが常です。
頼りになるのは、完全5&4度を感知あるいは想起できる相対音感です。
平均律とはズレますが純正な長短3度も掴めれば万全でしょう。
それらは然るべき練習を通して身につけましょう。
それさえ有れば1つだけの基準音から、どの移調楽器でも短い辺りと長い辺りをカバーできます。
その上で、楽器の都合でズレやすい箇所にて、容易に調整し易いかを確かめればいいヨシかと。
その結果、どうにも折り合いが付かないならばリードを選び直すか奏法の見直しを、となるわけです。
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チューニングについて関連件は↓
「サックス、音が裏返る、どうすれば?」
https://saxbaritake.com/sax-pikipiki/
「サックスの音程をよくする工夫」
https://saxbaritake.com/sax-interval-pitch/
「ソプラノサックスの音程なんとかしたいね〜」
https://saxbaritake.com/soprano-sax-pitch-bad/
『「倍音をきけ」って?それって本当に倍音?』
https://saxbaritake.com/listen-overtones/
「和式絶対音感教育、残念に思う所」
https://saxbaritake.com/zettaionkan-zannen/
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相対音感を身に付ける練習の入口
『なりましょハナウタ美人!_大人ソルフェシリーズ入門編』
http://bit.ly/KT_hanautabijin
ところでチューニングと言えば音叉。
老舗の定番といえば…↓
同じメーカーだけど、こっちのほうが音が大きくて長く伸びるらしい
うお!!こ、これはっ!!!
まったく要らぬが衝動買いしたくなる〜〜〜っ(>o<)
、、ほんとは 12本で足りるのに 13本!、、遊び心から湧いた商品だってぇな脇のユルさを感じさせてくれるとこにシビれちゃうのだな。
ほんっとに無駄、だから欲しくなっちゃうオモチャ♪
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