赤ちゃんの産声が440hzって、なぜ信じられる?

赤ん坊の産声が世界共通で 440hz って説、
わりと皆信じやすいが統計的エヴィデンスってどっかに出てる?

標準ピッチはヨーロッパでも右往左往してきましたよね。
現在に至る最終的結論は1926年以降、幾度かの国際会議での決定に依るかと。
いずれも主にアメリカ楽器産業界の都合が強く反映されたようですね。

おかげで、鍵盤楽器をはじめあらゆる西洋楽器の製造販売の効率が高まり、レコードとラジオの発明にも押されて、19世紀末〜20世紀初頭に、西洋音楽は爆発的に世界を席巻したわけですね。

そうした 440Hz 制定の前にも後にも、世界各地で様々な標準ピッチは使われてきてます。
なのに「赤ちゃんの産声」という神秘的なキャッチフレーズと共に、440Hz の神話的絶対性を流布させようとする向きがあるのですね。

100年前にそれを必要とし、定着を願ったのは商業的都合です。

サンタクロースの衣装が赤いのはコカコーラの宣伝がルーツってのと同じ話と思ってます。

とはいえ、高めのピッチを標準にされるのはあまり好きでは無いので、黙って見すごしておけば好都合なことではあります (^_^;

↓参考:ウィキペディア「A440」
https://ja.wikipedia.org/wiki/A440

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